ISO取得・審査対応、教育研修のコンサルタント

02.合格だけなら簡単

ISOというのは、認証取得は割と簡単にできます(ISOの審査に落ちた企業なんてほとんど聞いたことがありません)。『こんなに楽にISOが取れました!』なんて声も(顧客の声として)よく聞こえてきますが、コンサルタントの立場からすれば『合格なんて当たり前』です。繰り返しますが、認証取得(合格)は目的ではありません。取得したISOのシステムを使って、会社に何らかの発展をもたらすことが目的のはずです。真の顧客の声として聞こえてこなければならないのは『少し苦労してISOを取得しましたが、お陰様で会社がこんなに良くなりました』『みんなで必死に話し合った甲斐があってこんなに組織の課題が解決しました』『最初の勉強は辛かったけど長く使える効果的なシステムになりました』『人材育成がしやすくなったし、職員の改善意識も根付いてきました』などという"取った後に役に立った"(少なくとも認証を取得して3~5年後に効果を発揮した)というコメントでなければなりません。

どんな試験や審査でも合格すれば嬉しいものです。『ISO認証取得』も当然嬉しいし満足のコメントも出るでしょう。でも大事なのはそのずっと後のことだと理解しておく必要があります。マラソンでも水泳でもスタートラインにつくまでに楽をして、実際のレースで苦しくなってしまっては意味がありません。スタートラインにつくまでに多少の苦労や厳しさを味わうからこそ、走り出してから余裕が生まれます。『ISO認証取得』というのは『スタートラインについて良い』という許可をもらっただけで、決してゴールではないということを胸に刻んで下さい。これから自分の足で走り出さなくてはならない、という(覚悟と緊張感が必要な)段階なのです。既に認証を取得した企業の皆さんは、長い目で見たシステム作りをしてこられたでしょうか? 合格発表だけで(スタートラインについただけで)大喜びしてはいなかったでしょうか?





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